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白くまオヤジとまっ赤なアルファ
風体の上がらぬ白髪頭の40オヤジが手に入れたのは、なんとまっ赤なアルファロメオだった。ちょっと古いラテン車好きがアルファ147と繰り広げるドタバタ奮闘記。



飼うか飼われるか!?
サソリの実践飼育記 Vol.28
AUTOBIANCHI A112 ABARTH
「過去編」


それは仕事を終えて自宅の駐車場まであと10分という場所で起きた。カタコトカタコト、足周りから異音が……。


「何だろう(?)」


またタイヤとフェンダーが干渉しているのか(?)それともダンパーカバーと接触しているのか(?)はたまたこの前に施したモディファイ、車高調整のためリアのリーフスプリングに挟み込んだスペーサーがズレてどこかに当たっているのか(?)」


いくつかの原因を考えながらワタシはクルマを止めた。そしてリアサス周りを覗き込む。しかし目を皿のようにしてチェックしたものの、それらしき原因は見当たらない。何処にも当たっていないし、例のスペーサーもズレていない。それにアームやブッシュ類のガタもない。


「足周りではないのか(?)」


なんとも納得のいかないモヤモヤとした気持ちのまま走り出す。が、また少し走ると異音が……。それもだんだんひどくなる。ガタガタゴトゴト、ガタッゴトッ(!)やっ、やばい。とにかく幹線道路を外れて緊急避難。急いでクルマを降りて見回すワタシ。


「あっ、タイヤがっ!」


思わず叫んでしまった。そう、左のリアタイヤがホイールごとあらぬ方向を向いている、つまり外れる寸前なのである。








とりあえずジャッキアップして恐る恐る状況を確認してみると、すでに2本のボルトはすっ飛んで、残りの2本も脱落寸前。まったくハブとホイールは繋がっていない状態。呆然と立ち尽くすワタシ。そして冷や汗が背中をタラ~リ。


「危なかった、あと数10m走っていたら、タイヤがホイールごと外れて、スピン、クラッシュ、になっていたかも……。考えただけでもゾッとする。それにしても良くこの状態で走れていたなぁ?」である。まさに間一髪。


見ず知らずのよそ様の家の前で、ジャッキアップしたまま身動きが取れなくなってしまったワタシ。自分の不運を嘆いても腹を立ててもらちがあかないので、頭をフル回転させて対策を考える。で、ホイールボルトは使える物を工具箱から探し出し、ズレてしまったハブのインナーをドライバーでこじって手繰り寄せ、なんとか移動可能な状態まで持っていき、とりあえず近くのスーパーマーケットの駐車場に移動。


しかしさすがにこのまま走行するのは恐い物があるわけで、やはりキャリアカーを呼んで知り合いのメインテナンスファクトリーまで運んでもらうことに。


それにしても夕暮れ時のスーパーマーケットの駐車場に場違いなクルマがポツンと一台。しかも工具箱を広げた白髪頭の40オヤジが……。まったくもって間抜けな光景である。


結局、原因は解からず仕舞い。各部を点検してもらったところ、ハブベアリングが壊れただけ(工賃を入れても約3万円)で済んでしまった。ホイールボルトが疲労で折れたとか、単に締め付けが甘くて振動で緩んだとか、色々と原因は考えられるものの、それらはあくまでも推測に過ぎず、やはり釈然としないことは確かである。少々不安。ちょっと古いイタ車ってやつは……(本当にお茶目なんだから)。


でも、やはり大事に至らなかったのは不幸中の幸いと言うべきで、つくづくワタシは「悪運が強い!」と感じてしまった。と言っても、普通の人たちからするとタイヤ&ホイールが脱落しそうになるなんて考えられないことで、不運以外の何物でもない、と言われそうだけど、そこは能天気なイタ車乗りのこと、こんな時でも「なんて運が良かったのだろう」になるわけ。あくまでもポジティブ(!?)なのである。サソリを飼い馴らすのは難しい。




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プロフィール

白くまオヤジ

Author:白くまオヤジ
はじめまして、ちょっと古いラテン車に目がない白くまオヤジです。自動車業界の裏方をやってます。ちなみに車歴はミニ・クーパー、ルノー5、リトモ130TC、VWゴルフ2、ビアンキ・アバルトなどです。

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